【保存版】相続不動産の売却時に気を付けること10選|知らないと損する重要ポイントを徹底解説 相続した不動産、売却で失敗する人が多い理由

親や親族から不動産を相続し、
「とりあえず売却しよう」と考える方は少なくありません。

しかし、相続不動産の売却は通常の不動産売却とは大きく異なります。
知識がないまま進めてしまうと、

  • 余計な税金を払ってしまう

  • 売却までに想定以上の時間がかかる

  • 親族間トラブルに発展する

といった問題が起こりやすいのが実情です。

この記事では、
相続不動産を売却する際に必ず気を付けるべきポイントを、プロの視点で分かりやすく解説します。


① 相続登記が終わっていないと売却できない

相続不動産の売却で最初につまずくのが、相続登記です。

ポイント

  • 名義が被相続人のままでは売却不可

  • 相続人全員の同意が必要

  • 2024年以降、相続登記は義務化

売却を考えたら、まず
**「名義は誰になっているか」**を必ず確認しましょう。


② 相続人が複数いる場合は全員の意思確認が必須

相続人が複数いる場合、
一人でも反対すると売却は進められません。

  • 売却に賛成か

  • 売却価格の考え方

  • 売却後の分配方法

これらを事前に話し合っておかないと、
売却途中で話が止まってしまうケースが非常に多いです。


③ 相続不動産は「取得費」が分からないことが多い

売却時の税金(譲渡所得税)を計算する際、
重要になるのが取得費です。

しかし相続不動産では、

  • 購入時の契約書がない

  • 取得価格が不明

というケースがよくあります。

その場合、**概算取得費(売却価格の5%)**で計算され、
結果として税金が高くなる可能性があります。


④ 相続空き家の3,000万円特別控除を確認する

相続不動産の売却では、
**「相続空き家の3,000万円特別控除」**が使える場合があります。

主な要件(一部)

  • 被相続人が一人暮らし

  • 一定期間内に売却

  • 耐震基準を満たす、または解体

適用できるかどうかで、
税金が大きく変わるため必ず確認が必要です。


⑤ 売却前に「解体すべきか」慎重に判断する

古い住宅の場合、
「解体して更地で売った方がいいのでは?」
と考える方も多いですが、注意が必要です。

  • 解体費用が数百万円かかる

  • 固定資産税が上がる可能性

  • 控除が使えなくなる場合もある

解体は売却戦略を決めてから判断すべきです。


⑥ 相続不動産は早く売ればいいとは限らない

「早く処分したい」という気持ちから、
相場より安く売ってしまうケースも少なくありません。

相続不動産こそ、

  • 適正価格の把握

  • 売却時期の検討

  • 地域相場の理解

が重要です。


⑦ 相続不動産は「感情」と「お金」が絡みやすい

相続不動産の売却では、

  • 思い出がある

  • 親族間で価値観が違う

など、感情的な対立が起こりやすい特徴があります。

第三者である専門家が間に入ることで、
冷静に話を進めやすくなります。


⑧ 相続不動産の査定は必ず複数の視点で行う

相続不動産は、

  • 築年数が古い

  • 立地にクセがある

といった理由で、査定額に差が出やすい傾向があります。

相続に強い不動産会社へ相談することが重要です。


⑨ 税金は「売却前」に把握しておく

相続不動産の売却には、

  • 譲渡所得税

  • 住民税

  • 場合によっては相続税

が関係します。

「売ってから考える」では遅く、
事前に税額の目安を把握することが大切です。


⑩ 相続不動産の売却は専門家への相談が成功の近道

相続不動産の売却は、

  • 不動産

  • 税金

  • 法律

  • 相続人間の調整

が複雑に絡み合います。

相続不動産に慣れている専門家へ早めに相談することで、
トラブルや損失を防ぐことができます。


相続不動産の売却でお悩みの方へ|プロに相談するという選択

相続した不動産について、

  • 売るべきか迷っている

  • いくらで売れるか知りたい

  • 何から始めればいいか分からない

このような段階でも問題ありません。

状況を整理するだけでも、
今後の方向性がはっきりします。


まとめ|相続不動産の売却は「準備」が9割

相続不動産の売却を成功させるためには、

  • 相続登記の確認

  • 相続人全員の合意

  • 税金・控除の把握

  • 適正な査定

  • 専門家への相談

これらが欠かせません。

焦らず、正しい手順で進めることが、
後悔しない相続不動産売却への近道です。


 

相続不動産でお悩みの方へ

相続した実家や土地、空き家について、「売却した方がよいのか」「そのまま残した方がよいのか」と悩まれている方は少なくありません。相続不動産は、不動産の問題だけでなく、相続手続きやご家族との話し合い、売却後の資金計画まで考えることが大切です。

当社では、行政書士・宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー・元銀行員としての経験を活かし、相続不動産の相談から査定・売却・買取、相続手続きまでワンストップでサポートしています。

▶詳しくは「秋田で相続不動産の相談・売却・査定」ページをご覧ください。


相続不動産の相談は早めがおすすめです

相続した不動産は、時間が経つほど、

・建物の老朽化
・管理負担の増加
・相続人の増加
・売却判断の難化

など、問題が複雑になる場合があります。

しかし、すぐに売却を決める必要はありません。

大切なのは、現在の状況を整理し、ご家族にとって最適な方法を考えることです。

「売却するか迷っている」
「まだ何も決まっていない」

という段階でも、お気軽にご相談ください。

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    この記事の監修者

    下村英也

    行政書士・宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー

    銀行員として14年間、住宅ローン・融資業務に従事。その経験を含め、30年以上にわたり創業・起業支援や不動産・相続に関する相談に携わる。

    現在は、秋田県内の不動産査定・売却・相続不動産の相談などをサポートしている。